機能
指定した条件を「満たしている場合」と「満たしていない場合」で、処理を分けることができます。条件によってセルに表示する内容を変えたい場合に利用します。
書式
=IF(論理式,真の場合,偽の場合)
使用方法
Step_1
①結果を表示させたいセルを選択します


Step_2
②数式バーに「 =IF(論理式,真の場合,偽の場合) 」と入力します

【論理式】条件を比較演算子で指定します(例:A2)
【真の場合】条件を「満たす場合」に表示する値を指定します(例:”合格”)
【偽の場合】条件を「満たさない場合」に表示する値を指定します(例:”不合格”)
比較演算子 | 意味 | 例 | 例の結果 |
---|---|---|---|
A=B | AとBは等しい | 3=3 | 満たす |
A<>B | AとBは等しくない | 3<>3 | 満たさない |
A<=B | AはB以下 | 1<=3 | 満たす |
A>=B | AはB以上 | 1>=3 | 満たさない |
A<B | AはBより小さい | 1<3 | 満たす |
A>B | AはBより大きい | 1>3 | 満たさない |

Step_3
③結果が表示されます


Step_4
④下方向にコピーして、計算式を全体に適用します


Point
- IF関数の中に、さらにIF関数を指定して処理を分けることもできます 例:IF(A1>B1,IF(A1>C1,”Aが最大の値”,”-”),”-”)